

名前 | なかじま はじめ |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1978年1月29日 |
主な担当番組 | – やべっちFC – 陸海空こんなところでヤバイバル – 帰れマンデー – 世界!ニッポン行きたい人応援団 など |
Q:今まで自分が通した中でベストな企画は?
・「やべっちFC」での「宿題企画」
・「トリビアの泉」での「上杉家と武田家の末裔がオセロで白黒決着を付ける」
・「黄金伝説」の「戦国時代生活」
深田 「やべっちFC」は番組の立ち上げからやられているんですよね?
なかじま はい。日韓ワールドカップが開催される年に始まった番組なんですけど、その時に「サッカー好きの若手作家いないか?」ってなって、ぼくは学生時代ずっとサッカーやってて大好きで詳しかったんで入れてもらったっていう感じですね。それが24歳の時ですかね。
深田 サッカー関連の仕事は楽しいですか?
なかじま めちゃくちゃ楽しいです。極端な話、サッカーの仕事だけでも一生やっていけるならそれでいいと思ってるくらいです。
深田 続いて、「トリビア」をやられていたのも若手の時ですよね?
なかじま そうですね、田中到さんに誘って頂いて。ぼくは矢野了平くんと同い年なんですけど2人ともそこでは下っ端っていう感じでしたね。
深田 「トリビア」といえば、伝説の放送作家であり、今は映画監督をやられている三木聡さんが入られてましたけど一緒に会議はやってました?
なかじま 通常の会議とは別に「三木さん会議」があって、「トリビア」では三木さんはアドバイザーという感じでした。
深田 やっぱり面白い人でした?
なかじま それはもうめちゃくちゃ面白かったです。天才でしたよ。三木さんも憧れの人ですね。「北半球で一番くだらない番組」っていう番組でもご一緒させていただいたんですけど、紙で出すネタも、会議で話すことも、本当に面白かったですよ。「その発想、どこから出てくるの?」っていうことばっかり。
深田 たとえばどんな?
なかじま 覚えてるのだと「原始人の匂い、かいだことある?」とか。「インスタントで沼作れたら面白いよね」とか。
深田 (笑)
なかじま ぼく、ディレクターの遠藤達也さんに「やしがにのウィンク」とかで一時期可愛がっていただいていたんですけど遠藤さんも考えてることが本当に面白かったですね。
深田 遠藤さんも現役でありながら伝説のディレクターですよね。一般の方に分かるよう説明すると、遠藤さんは「月曜から夜更かし」でたまに出られてる人ですね。あとは「ダイバスター」「マツコの部屋」「寺門ジモンの取材拒否の店」などの演出をされた方。噂にはよく聞くんですけど「トリビア」は長い会議を週に3日4日やってたんですよね?
なかじま そうですね。酒井健作さんを中心に「このネタ、どうロケしよう」「どんな音楽かけよう」「撮り方はどうしよう」みたいな細かいところまで詰めてました。
深田 会議で音楽まで?それは時間かかりますね。
なかじま かかりましたね。だから「トリビア」で学んだことは多いですよ。ここまで情熱を傾けて番組作りをしなきゃいけないんだっていう、精神的なことも含めて。
今、若い人は本当にテレビを観ない。自分も若くないがSNSを始めて以前ほど観なくなった。昔やっていたドラマの「快刀乱麻」のような作品がまた観たい。画質音質は良くなくても誰かyoutubeにupしてくれないだろうか?