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ダンプ 独占インタビュー

名前ダンプ
だんぷ
出身地北海道帯広市
生年月日1996年8月2日
主な担当番組※YouTubeチャンネル
– 四千頭身
– 丸山礼
– 土佐兄弟
など

アンケートへの回答をもとにインタビュー取材

Q:放送作家になったきっかけは?

高校時代、男子校で変な奴が周りに多かったので、
大人になっても変な人といっぱい友達になりたい!と思い、
普通の人生ではなくどうにかして線路を外れないと!と模索して
そのとき好きだった、お笑いやテレビに携わろう!に至りました。

Q:人生で1番好きだったテレビ番組は

ワールドダウンタウン
リンカーン
万年B組ヒムケン先生
ガキの使いやあらへんで
水曜日のダウンタウン


深田  ダンプさんは実家がお医者さんだという話を聞いたんですが?

ダンプ そうですね。北海道の十勝・帯広という田舎出身なんですが、そこで父が歯医者をやっていました。家族構成は父・母・僕・妹の4人家族です。

深田  では親御さん的にはダンプさんにその歯医者を継がせたいという感じだったんですか?

ダンプ 親はそうだったと思います。中高一貫校に通っていたんですがそこは「医学部進学率日本一」を謳うような学校でしたから。中学に入学するときは上から3番か4番の成績で入ったんですけど、高校を卒業するときは学年最下位でしたからね(笑)。結局、大学にも行かずに上京して今の仕事を始めました。なので親にはちょっと申し訳ないという気持ちはありますね。

深田  高校卒業してからどういう経緯で作家になったんですか?

ダンプ 親には「浪人して大学に行く」と言って東京に出てきたんですけど、1年くらいは何をやろうかなと考えながらフラフラしてた感じですね。お笑いのライブや事務所の養成所に見学に行っていたんですけど、その頃に同世代の四千頭身とかのライブを見て「自分には芸人は無理だな」と思ったんですね。それでテレビ局員になれないかなと思って、改めて大学を目指すために勉強した時期もあったんですけどそれも続かなくて。それで放送作家ならなれるのかなと思ってテレビ番組の一般投稿でネタを送ったりするようになったんですよ。『水曜日のダウンタウン』の説とか。それでちょこちょこ採用されたっていうこともあって「芸人的な瞬発力はないかもしれないけど時間をもらってアイデアを考えるのならいけるのかも」と思って放送作家を目指そうと思うようになりました。それで19歳の時にワタナベエンターテインメントの養成所の作家コースに入ったんです。

深田  あ、ワタナベエンターテインメントの養成所出身なんですか?そこから初めての仕事は?

ダンプ 養成所でコンペがあってそこで選んでもらったことでやらせてもらったニコ動の仕事が初ですね。そこに当時の四千頭身のマネージャーさんがいて「四千頭身のYouTubeを始めるんだけど編集できない?」と誘っていただいてやらせていただくことになりました。その時は編集できなかったんで声をかけてもらってから一夜漬けで編集を覚えたんですけど。

深田  たぶんその時点では作家だけでは食えてないですよね?バイトしながら作家やってたんですか?

ダンプ いえ、養成所に入るまでの2年間でそこそこはお金貯められていたんですよ。自分で借りた部屋を民泊で外国人に貸すっていうのをやっていたんですけど、それでそれなりには稼げていたんで。

深田  18,19歳くらいでそんなことしてたんですか!?やっぱIQ高い人って感じしますね(笑)。

ダンプ 松屋とか雀荘でバイトをしたこともあったんですけど、体力的にきつかったんですよね。この太った体なんで長い時間立っているのがキツくて。バイトとかやってらんないよとか人間関係が苦手とかでは全然ないんですけど。民泊で貯めたお金があったので作家始めてからもバイトはせずに生活はできていた感じですね。

深田  作家として仕事が増えたきっかけは?

ダンプ いくつかあるんですけど、1つは若手作家の飲み会で知り合った人にリサーチの仕事を紹介してもらって、そこでリサーチを頑張ったのを認めてもらえて、その番組を作っていた制作会社から仕事をもらえるようになりました。あともう1つは放送作家のカツオさんや丸山さん、池谷さん、山形さんがやられていたトークイベントに毎月行っていたんですよ。そこで毎回企画書を持っていって見てもらっていたらカツオさん、丸山さんのお2人に企画会議に呼んでもらえるようになって、そこから特番に呼んでいただけるようになりました。あとは四千頭身のYouTubeが伸びて、その後にワタナベ所属の丸山礼さんのYouTubeチャンネルにも入らせてもらってそれも伸びて。そのタイミングでYouTube系の会社の方と知り合ったり、そっち界隈の人たちにDM送って知り合っていってYouTubeの仕事が増えていきました。

深田  学生時代の話を聞かせていただきたいんですけど、どういうタイプの人間だったんですか?

ダンプ イケてるイケてないでいうとイケてない学生ですね。そもそも学校自体がイケてない男ばっかりの男子校だったんで(笑)。偏差値の高い学校でもイケてる奴とイケてない奴の両方がいる学校もありますけど、うちは基本ガリ勉しかいないような学校だったんですよ(笑)。僕は寮に入っていたんですけど、その学校の中でも「寮生は変わってる」みたいな感じで見られてましたし、その寮生の中でも浮いてる存在だったと思います(笑)。遊んでばっかりいたので・・・

深田  テレビとかお笑いは好きだったんですか?

ダンプ 僕は幼少期から英才教育を受けさせてもらって育ったんで中学校の寮に入るまではテレビを見たことがほとんどなかったんですよ。で、その寮にもテレビがなかったんでYouTubeでテレビ番組を見るようになりました。だから黎明期のはじめしゃちょーと『リンカーン』をYouTubeで一緒くたに見ていた感じですね(笑)。僕の学生時代は違法アップロードが凄かった時代なんで面白いテレビ番組はほぼYouTubeで知りましたね(笑)。だから逆にというか、僕が子どもの頃って『ヘキサゴン』の全盛期なんですけど、ああいうクイズ番組はYouTubeにはアップロードされにくい番組なんであれだけ人気番組なのに僕は見たことないんですよ(笑)。