名前 | てれびのスキマ 戸部田誠 てれびのすきま とべたまこと |
出身地 | 福岡県生まれ(静岡県育ち) |
生年月日 | 1978年3月23日 |
これまでのお仕事 | 【書籍】 ‐ タモリ学 ‐ 笑福亭鶴瓶論 ‐ 1989年のテレビっ子 など |
【取材後記】
僕が憧れがちな典型例。
1つのことにとことんのめり込む人。
それが戸部田さん。
自分が生業としているテレビに日本屈指のレベルでのめり込んでいる「てれびのスキマ」という存在は
かねてより強い興味の対象だった。
いつかどこかで話を聞いてみたいと思っていたのだが
この放送作家名鑑を利用するという手を思いつき今回の取材に至った。
取材に現れたその人は想像通りの真面目で真摯で実直なお方で
テレビへの熱量が本物であることはひしひしと伝わった。
「好きなことを仕事にする」って今の40代以上の人にとっては
心のどこかで少し罪悪感を感じている気がする。
幼少期から「仕事は決して楽しいものではない」「我慢して汗水流してお金を稼ぐことこそ美徳なのだ」といったことを親や先生から聞かされて育ってきたから。
僕も学生時代に「放送作家になりたい」「楽しい仕事がしたい」と申告した際には家族や友人から多少の反発を受けた。
そんな経緯もあって、僕は好きなことを仕事にして幸せそうな人を見ると
「やっぱり好きなことで仕事してる人っていいじゃん!」と自分が肯定されたような気になれる。
他者との競争や勝ち負けが気にならないくらい”自分の好き”を追求している戸部田さんは
僕の目には本当に幸せそうに映った。
もちろん、大変なこともたくさんあるのだろうけど。
これから先、戸部田さんが幸せに仕事を続けていくことが
好きなことを仕事にする人にとっての希望や道しるべになる気がする、
と言ったら大げさか。
僕はそれほどにこういう人に憧れている。
これもまた想像通りだったが
会う前よりも会った後の方がより戸部田さんのことを好きになった。
このサイトをやっててよかったです。
戸部田さん、ありがとうございました。