名前 | 深見シンジ ふかみしんじ |
出身地 | 埼玉県さいたま市岩槻区 |
生年月日 | 1996年5月18日 |
主な担当番組 | – ウケメン – Do8 – マリマリマリー など |
【取材後記】
僕は人間性に諸問題を抱えていると自覚しているのだが
この年齢になって1つだけ安心したことがある。
それが、年下のことを素直に認められるということ。
20代前半の頃に「どうも後輩のことを素直に認められないんだよなぁ」と嘆く先輩を見ながら
40歳ぐらいになった時の自分はどうなっているんだろうと想像したことがあった。
結果としては僕は後輩を認められる側だった。
もちろん、「まだまだ若いもんには負けん!」という気概を持った人はカッコいいと思うが
僕は自分が気持ちよく後輩を認められる人間であるということを知ってちょっとした安堵を感じている。
深見さんのマリマリマリーを見た時、そういう意味も含めて嬉しい気持ちになった。
思い返してみると出会いは2年半前。
担当させてもらったライブで舞台のスクリーンに映し出すパワポを操作してくれていたスタッフが深見さんだった。
正直なところ、現場での印象は特になし。
パワポを出すタイミングに関して話しただけでその他の会話は一切していない。
ライブ現場での記憶だけでいうと顔も名前も一切覚えていなかった。
ただ、ライブ後に長文のお礼メールをもらったことで深見さんのことを記憶していた。
そのメールがなければ、僕は深見さんの存在も覚えていなかったし、
マリマリマリーを制作している人の名前も見てもそれがあのパワポを操作していた人だとはピンとこなかったはず。
つまり、あの1通のメールがなければこの取材もなかった。
このサイトに載ることを「チャンス」だなんて言えないけれど
山里さんのライブしかり、チャンスを掴む人というのはこういった小さな行動を確実に出来る人なのかなと思った。
YouTubeチャンネルを立ち上げるってそこまで難しいことではないけど
それでもそれを行動に移せる人は少ない。
チャンスを掴む人、運の強い人はどこかしらにそれを裏付ける行動があるんだなと勉強になった。
そしていざ、今回の取材で話を聞いてみると、深見さんは謙虚で素直な好青年だった。
そして、今のYouTubeの成功に安住している様子は全くなく、
守りに入るどころかここから攻めていかなければいけないという危機感すら漂っていた。
10年後ですら今の僕よりも年下の深見さん。
エンタメの環境がどうなっているかも想像できないが
今は思いもよらない面白いことをやっていそうな予感がする。
いつの日か白石麻衣さんの仕事を担当できた時は祝福のメッセージを送ってあげたい(笑)。