名前深見シンジ
ふかみしんじ
出身地埼玉県さいたま市岩槻区
生年月日1996年5月18日
主な担当番組– ウケメン
– Do8
– マリマリマリー
など

Q:今まで自分が通した中でベストな企画は?

四千頭身YouTubeチャンネル「YonTube」での
『サイレントだるまさんが転んだ』

Q:ディレクターやプロデューサーにアピールしたいことは

・コントと漫才を書くのが好きです!大学時代に趣味でたくさん書いてました。

・tiktokやYouTubeを自分で立ち上げて、運営して伸びなかったり伸ばしたりした経験があります

Q:テレビ史上、最高の企画だと思うのは

・ドキュメンタル
・水曜日のダウンタウンの八百長対決


深田 コントを書くようになったのは大学生の時の山里さんのイベントがきっかけですか?

深見 その前から書いてましたね。アルコ&ピースさんのラジオで長文ネタのコーナーがあったんですけど、そのコーナーにネタを投稿するようになって、それをきっかけに芸人さんのネタも書くようになりました。ラジオの投稿とかじゃなくて勝手に芸人さんのネタを考えて書いていたんですよ(笑)。サンドウィッチマンさんとか。ラジオでいうとバナナマンさん、山里さん、アルピーさんのラジオにネタを送ってました。

深田 ちなみになんていうペンネームでやっていたんですか?

深見 漢字で「注文」というペンネームで送ってました。

深田 今回、深見さんに話を聞きたいと思ったのはYouTubeチャンネルの「マリマリマリー」を最近知って、それを作っているのが深見さんだと知ったからなんですよ。おすすめで「ひろゆきに影響を受けすぎた数学教師」っていう動画が出てきて見たのがきっかけで知ったんですけど。今の時点でその動画が350万回再生されていて登録者数が54万人。チャンネルを始めたのが1年前でまだわりと最近ですよね。僕がチャンネルを知ってから1週間ぐらいで登録者数が10万人くらい増えていたんですけど、スゴイ勢いで伸びてますよね?オリラジの中田敦彦さんのチャンネルでも「マリマリマリー」の話が出てきたりしてて凄いなと思いました。登録者数100万人いきそうだなと個人的には思ってるんですけど。

深見 まさにそのひろゆきさんの動画で初めてバズって一気に伸びたんですけど、あの動画を出したのが2か月前ですから。あの動画を出すまではどれも3万再生ぐらいだったんですけど。

深田 あ~、そうなんですか。

深見 なんならあの動画を出す前は「もう1か月くらいあがいてみて終わりかな」と思ってましたからね。

深田 へ~、起死回生の一発だったんですね。どういう経緯であのチャンネルを始めたんですか?

深見 チャンネルを始める1年前から自分で考えたコントをそのまま吐き出せる場所が欲しいなと思っていたんですよ。今の僕にはそういう仕事がたくさんあるわけではないですし、コント番組に入れてもらえたとしても自分が考えたものが採用される確率はそんなに高くないでしょうし。それでYouTubeをやってみようと思って、ワタナベエンターテインメントの養成所の同期で、一緒に暮らしているさかもと良介という作家に相談して一緒に始めました。

深田 あのアニメコントはイラストの枚数も少なくて、声も自分たちでやっていて、編集もそれほど手間がかからない。コントの内容は幅広い人に面白いと思ってもらえるものだし、YouTubeチャンネルとして非常に優秀な設計になっているなと思ったんですよね。偉そうな分析して申し訳ないですけど(笑)。

深見 そう言ってもらえて嬉しいです(笑)。

深田 どういう意図でああいう内容にしたんですか?言えないことがほとんどだと思いますけど(笑)。

深見 その時「はじめまして松尾です」がアニメのギャグ系のチャンネルではバズってて「アニメ×コント」はあるかなと思いました。ただ「はじめまして松尾」みたいにぶっ飛んだ感じのものは書けないので、僕らが書きたいもうちょいリアリティのあるコントなら自動的に差別化できるかなと思ってあの内容になりました。コントの設定としてはレイジという男の子が言いそうなこと、実際にありそうなこと、というラインやキャラクター設定は大事にしてますね。極端な話、魔法を使うみたいなファンタジーはやらないというか。ただ、ついつい飛んだことをやりたくなっちゃうんですけど(笑)。

深田 なるほど。コントの中でキャラクターが着ているTシャツも販売していて、それがけっこう売れてますよね?

深見 そうですね、ファンの方がいてくださるみたいで。

深田 そこも含めていいチャンネルですよね。僕はそこまでYouTubeに詳しいわけではないですけど、これは一部の放送作家とかディレクターに火をつけるチャンネルなんじゃないかなと。今までのアニメコントとは違ってテレビマンでも出来そうだなと思えるチャンネルなんですよね。「はじめまして松尾です」とかを見てもテレビマンはやろうと思わなかったんですけど。テレビマンの中で何人かは「マリマリマリー」を見てああいうチャンネルを始める人がいる気がするんですよね。

深見 最近、あるテレビマンから「マリマリマリーみたいなチャンネルを始めようと思ってるんだ」と言われたことがあって、ビビってるんですよね(笑)。

深田 あ~、やっぱりいるんですね。ただ、僕はYouTubeの性質とか文脈を理解せずにテレビマンがアニメコントをやるとこういう失敗しちゃうだろうなというイメージをしてるんですけど。そこは具体的には書きませんが(笑)。でもそこを理解した上でまたヒットチャンネルを作る人が出てくるか、他人事として楽しみにしてるんですよ(笑)。僕はああいうのは出来ないんで。ただ、ああいうチャンネルでどうマネタイズしていくかとか、どういう展開をすると広がっていくか、とかを考えるのは好きなんで、それを勝手に考えて今後は深見さんにLINEしますよ(笑)。

深見 ありがとうございます(笑)。