名前安田 聡太
やすだ そうた
出身地大阪府堺市
生年月日1982年7月13日
主な担当番組– ザ!世界仰天ニュース
– 林修の今でしょ!講座
–  ビートたけしのTVタックル
など

Q:今まで自分が通した中でベストな企画は?

2007年24時間テレビ 箱根駅伝11年越しのたすきリレー
初めて自分のアイデアが形になったことで印象深いです

Q:ディレクターやプロデューサーにアピールしたいことは?

・ディレクターさんに寄り添う形でジャンル問わず対応します。
・台本、ナレーション…とにかく書きます
・自分が本来得意としているジャンル(「競馬」「野球」「グルメ」)ほど
これまで仕事になっていないので、有効活用していただける方
いらっしゃいましたらお願いします


深田 ここで競馬について詳しく聞きたいんですけど、好きになったきっかけは?

安田 小学生の頃に家族で競馬場に行っていたんですよ。両親は全く競馬好きではなかったんですけど、家族で公園に行くような感じで連れて行った所、僕はドハマりしてしまって、遊園地なんかより競馬場に行くのが楽しみになっていましたね。

深田 子供の頃は感覚的に楽しんでいたんだと思いますけど、大人になった今、安田さんが思う競馬の面白いところってどんなところですか?

安田 まず、競馬新聞と向き合いながら、予想している時が楽しいですね。人気になっている馬が負けるとしたら、どんな展開が考えられるか、ひたすら粗探しするんです。そこに付け入る隙がある人気のない馬はどれなのか、考えていたらすぐに時間が経っちゃいますね。で、自分が立てた推論がハマった時の快感は尋常じゃないですね。あと競馬場の熱気もたまらないです。大きいレースになると10万人以上が競馬場に詰めかけて大歓声を上げるんですけど、そんなイベントってそうそうないじゃないですか?あれがまた震えるんですよ

深田 確かにアーティストのライブの歓声って現場で聞くと震えますけど、あの何倍・何十倍って考えると凄いですね。

安田 レースってだいたい2分くらいですけど、2分走って最後は何センチの差で勝負が決まったりするのも凄くないですか?

深田 確かに。この放送作家名鑑のインタビューで村上さんにも同じように競馬の魅力を聞いたんですけど、アングル、いわゆるストーリーが醍醐味ということをおっしゃってたんですけど、安田さんもそこはあります?

安田 もちろんあります。1頭の馬のストーリーもそうですし、強い馬が引退した2~3年後にはその馬の子供がレースに出るようになるんで。競馬ってそういうストーリーのスパンが短いんですよ。「あの馬の子供が出てきた!」みたいなストーリーが短い期間でどんどん生まれてくるのも競馬の楽しいところですね。

深田 なるほど、確かに人間だったら「あの選手の息子が」っていうのはあっても20年越しくらいですもんね。馬主にはまだなってないとのことですけど、競馬を見ること以外で何か馬に関する活動はやってたりするんですか?

安田 馬に出資はしてます。それが毎年の楽しみですね。出資したい人のためのツアーがあるんですけど、それに参加して、北海道に行って牧場の人から説明を受けて、自分が出資したい馬を選んでっていうのをやるんですよ。

深田 その出資している馬が勝ったら配当があるっていう株みたいな感じですか?

安田 そうです。

深田 その目利きってどこを見るんですか?

安田 正直、全然分からないんですよ(笑)。脚が曲がっていても走る馬は走るし、出資が決まった後に急激に強くなったりもするし、勘でしかないです。

深田 どれくらいの金額を出資するんですか?

安田 馬によりますけど最初に10~20万くらい出資して、あとは月々の餌代とかのために1000円とかですね。

深田 そういう出資とか馬主って儲かるんですか?みなさんロマンでやってるだろうから儲けるためにやってないとは思いますけど。

安田 儲からないですね。例えば個人の馬主だと儲かってる人って1割くらいじゃないかと思います。本当にロマンみたいなことですね。

深田 安田さんがいつか馬主になるの楽しみです。

安田 それは是非叶えたいです。

深田 放送作家として競馬の番組をやりたいっていうのは当然ありますよね?

安田 もちろんあります。なかなか機会がないですけど…このインタビュー、競馬番組もやってないただの競馬好き放送作家が、競馬愛語ってますけど大丈夫ですか(笑)

深田 競馬以外でいうと野球好きなんですね?どこのファンとかあります?

安田 ファンとかは無いんですよ。野球を観るのが好きなんです。東京ドームも行くし、マリンスタジアムも行くし、セパ問わず関東近郊がメインですが、時間がある時は遠征もします。

深田 年間何試合くらい行きます?

安田 2020年はコロナであまり行けなかったですけど、例年は20試合くらいですかね。

深田 それはけっこう行ってますね~。どういうところが好きなんですか?

安田 僕、プロ野球選手の引退試合が好きなんですよ。

深田 あ~、分かります。生で見た中で良かった引退試合は?

安田 2020年だとヤクルトの五十嵐選手の引退試合は生で見て泣きました(笑)

深田 楽しんでるな~(笑)他だと?

安田 DeNAの後藤選手のは号泣しました。学生時代からの仲間の松坂大輔選手が涙で見守ってる姿は、僕ら世代としてはグッときますよね。一緒に観に行った同世代の放送作家仲間も横で泣いてましたし(笑)

深田 横浜高校時代からの仲良しですもんね。それでいうと小池のも良かったでしょ?

安田 あれも良かったですね~。

深田 こないだインタビューで放送作家の岡さんから聞いて知ったんですけど、グルメも好きなんですよね?きっかけは何かあります?

安田 これは放送作家のカツオさんがきっかけというか、扉を開いてくれたというか…会議終わりに寿司に連れて行ってもらったんですけど、その寿司がめちゃくちゃ美味しくて。7年前くらいだったと思いますが、それから寿司に限らず色々美味しいお店に行くようになりました。

深田 美味しいお店って無限にあるじゃないですか?どうやって狙いをつけるんですか?

安田 僕はお店の料理人と仲良くなって、料理人にお店を聞いて、そこに行くことが多いです。

深田 なるほど~。ちなみに野球とグルメ好きって放送作家の林田晋一と一緒ですよ。

安田 あ~、僕、たまたま林田さんと隣の席になったことありますよ。カウンターで食べる和食のお店でしたけど(笑)

深田 へぇ~(笑)

安田 ちなみに今日はこの後、岡さんと一緒に寿司に行くんですよ。そのお店の2番手の子が独立するからお店を辞めるんですけど、今日がラストの日で。僕らと同じカウンターで親方が握った寿司を食べるんですよ。

深田 それめちゃくちゃ泣けそうなやつですね。

安田 そうなんですよ。寿司職人の弟子が親方の握った寿司を食べるっていう機会はほとんどない事なんで。それも今日楽しみなんです。