
名前 | 堤 映月 つつみ はづき |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 1997年9月10日 |
主な担当番組 | – あざとくて何が悪いの? – 夜な夜なラブ子さん – ヒルナンデス! など |
アンケートへの回答をもとにインタビュー取材
Q:放送作家になったきっかけは?
ガン!ドン!ズドン!と進む、日テレ系ドラマ「ドン★キホーテ」の正義のヒーローに元気をもらったのがきっかけです。私も作品を通して、前向きな気持ちになるきっかけを作りたいと思いました。
Q:人生で1番好きだったテレビ番組は?
・フジテレビ 人志松本のすべらない話(小籔千豊さんの「略礼服」)
・日テレ系ドラマ「校閲ガール」
Q:ディレクターやプロデューサーにアピールしたいことは?
ダンスで世界大会6位をとったことがあります。極める力と根性には自信あります!
Q:テレビ史上、最高の企画だと思うのは?
イッテQの「マグネットおじさん」
が、バラエティ番組では1番笑いました。
深田 色々お話を聞かせていただく前に、堤さんは今23歳なんですよね?キャリアでいうと何年目ですか?
堤 1年目です。
深田 1年目!?すみません、23歳というのは存じ上げてましたけど、色々な番組やられてるんで20歳くらいから大学行きながら放送作家やってたパターンかと勝手に思ってました。
堤 放送作家を始めたのは大学卒業してからなので。ですので私の話、他の放送作家のみなさんと比べて薄くなっちゃいそうで申し訳ないですけど(笑)。お話できることも少ないので。
深田 いや、23歳の女性放送作家の方の話は貴重だと思っていたんですけど、より貴重な記事になるのでありがたいです(笑)。では取材に移らせていただきますね。アンケートに書いているドラマの「ドン★キホーテ」を見たのが放送作家を目指したきっかけとのことですが、これはいつ頃の話ですか?
堤 中学1年生の時ですね。松田翔太さんが主演で社会問題を扱いながら笑いも織り交ぜたドラマだったんですけど、それを見て将来はテレビを作るお仕事がしたいなと思いました。
深田 中1の時にこの世界を目指し始めてるんですね。元々はドラマ志望ってことですか?
堤 そうです、元々はドラマの脚本もやりたくてテレビの世界を目指しました。今でも将来の目標です。バラエティでも成し遂げたい目標があるので、どちらも頑張っていけたらなと思います。
深田 大学卒業してから放送作家を始められたとのことですが、大学はどちらに行かれてたんですか?
堤 法政大学です。
深田 法政ということはお勉強も出来たんですね。在学中から放送作家になろうと思っていたんですか?
堤 そうですね、何年後かに作家になろうと思って就活でテレビ局をいくつか受けたんですけど受からなくて。でもやっぱりこの世界で仕事をしたいと思ったので思い切って放送作家を名乗りました。そこで、大学を卒業して何も仕事がないのは嫌だったので大学4年の冬に現役の放送作家の方と知り合っておこうと思いまして。私が映像制作のゼミに所属していたので先輩にテレビ関係の方も多く、そこで放送作家を紹介してもらって企画書などを書かせていただくようになりました。
深田 なるほど。ちなみに映像制作ゼミって自分で動画を撮って編集してたんですか?
堤 そうですね。イッテQがみんな大好きでよく見ていたのでゼミの友達と海外に行ってロケをして、イッテQのパッケージで「『ラ・ラ・ランド』のダンスシーンの再現に挑戦!」という企画で映像を撮ったりしてました。
深田 すごいですね。ちなみにダンスで世界6位を獲ったことがあるって書いていますけど、これはいつのことですか?
堤 中学1年生の時です。ヒップホップで世界大会6位を取りまして、高2の時に部活でジャズダンス全国大会1位を取りました。
深田 世界6位ってめちゃくちゃスゴイですよね。小さい頃からダンスやってたんですか?
堤 5歳の頃からヒップホップダンスを習ってました。
深田 まさかそんな体育会系とは。世界6位になるってけっこう厳しかったでしょ?
堤 そうですね、厳しいレッスンの日々でしたが良い思い出です。
深田 ダンスで世界6位になったことあるって、周りに言ってます?
堤 いえ、そんなには言ってないですね。言った方がいいですかね(笑)。
深田 絶対言った方がいいでしょ(笑)。インスタとかで踊ってる動画あげればいいのに(笑)。絶対ダンスの番組の仕事来ると思いますけどね。今後、ダンスの番組、地上波でもありそうだし。AbemaTVとかでもやりそうじゃないですか。実際、こないだテレ朝で放送された中居正広さんのダンスの特番(「中居正広のダンスな会」)に僕関わらせてもらいましたし。
堤 では今後は言うようにします(笑)。
深田 話を戻して…現役の放送作家と知り合って、どうやって仕事に繋がっていったんですか?
堤 ある時、作家の澤井直人さんを通じて大平尚志さんがTBSの特番で呼んでくださったのが初めての仕事です。
深田 初レギュラーの仕事は?
堤 テレ東の「どうぶつピース!!」が初めてのレギュラーです。そこから「あざとくて何が悪いの?」「中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん」「ヒルナンデス!」の順で決まっていきました。
深田 これまた凄い番組ですね。ちなみに「あざとくて」にはどのように入ったのですか?
堤 「あざとくて」がレギュラーになるという時に、演出の芦田さんが女性の作家を探しているということで、知り合いに紹介していただきました。大好きな番組だったので「入りたいです!」と前のめりになって連絡しました。
深田 そこからこれだけレギュラー番組が増えてるってスピード感やばいですね。
堤 本当にありがたいです。まだまだ私が得体の知れない作家だと思うので、面接をしたり、企画を一回出してみるという段階を踏んでから入れて頂いたりしました。