
名前 | 岡 伸晃 おか のぶあき |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
生年月日 | 1984年3月20日 |
主な担当番組 | – モーニングショー – TVタックル – ザワつく!金曜日 など |
Q:テレビ史上、最高の企画だと思うのは?
・企画では無いかもしれませんが、大発明は「ワイドショー」
Q:今後、関わってみたい番組は?
・寿司のドキュメンタリー
Q:今後の放送作家としての展望や人生の目標は?
・テレビマンとして番組を作る能力を上げ続ける
・寿司の魅力を広める
Q:まだ出来ていないけどいつか仕事をしてみたい芸能人は?
・とんねるず
・小野二郎(すきやばし次郎)
Q:放送作家になってから1番嬉しかったことは?
・モーニングショーで年間平均視聴率が横並びトップになった時
深田 ここで先ほどの寿司の話に戻りたいのですが、アンケートで「すきやばし次郎」と書いているというのは、1番美味しい店ということですか?
岡 いや、1番美味しいと思う寿司屋は、人によって好みが分かれるので難しいんですけど、行く価値があるという点で1つ挙げるなら「すきやばし次郎」だと思います。
深田 もちろん、僕も名前は知っている名店ですけど、この小野二郎さんという方はどういう職人なんですか?
岡 二郎さんって今年95歳なんですよ。7歳から料理の世界に入って90年近く料理人をやっていて、今も「まだ上手になりたい。もっと美味しくしたい」と思っているんです。どんな仕事でも、ある程度の年齢を超えたら向上心は落ち着くじゃないですか。でも、二郎さんは今も向上心を持って寿司と向き合っている、若い弟子を叱ることもあるんですよね。
深田 凄いですね。
岡 さっき、寿司は2時間の食べるエンターテインメントっていう話をしましたけど、二郎さんは無駄なものをすべてそぎ落とした「握り一本勝負」の寿司を作っていて、20分ぐらいで全部出し終わるんですよ。出てきた寿司を食べたら、すぐ次の寿司が出てくる。どの握りも素晴らしい仕上がりで、美味しいという気持ちが20分間ひたすら続く体験は、世界中の寿司屋の中でも「すきやばし次郎」でしか体験出来ないですね。
深田 それはMCを全くやらずにひたすら唄い踊り続けてライブが終わる安室奈美恵みたいですね(笑)
岡 本当にそこは親方によって考え方が違うし、正解は無いんですよね。お酒と一緒に寿司を楽しんでもらうっていう親方もいるし。江戸前寿司っていうスタンダードを追求する親方もいれば、独自のアレンジを加えていく親方もいる。自分の好みの親方を見つけるのも、寿司屋巡りの楽しい所ですね。
深田 奥深いな~。では、岡さんが寿司関連で将来的に考えていることとか目標はあるんですか?
岡 実は僕の弟が名古屋で寿司職人をやっているんですよ。
深田 そうなんですか!?
岡 名古屋って喫茶店のモーニング文化が根付いていますけど、サービス精神が旺盛な飲食店が愛されてるんです。寿司屋もその傾向があって、安くて美味い寿司が色々あるので、だから弟にもリーズナブルに食べられる寿司屋を持って欲しいって思って、それを応援したいですね。
深田 それはいい夢ですね~。あと、放送作家としてはどんな展望を持ってますか?
岡 テレビマンとして、放送作家として、能力を高め続けて行く。みんなで1つの番組を作っていく作業は楽しいので、ずっとやっていきたいですね。また、今後の目標としては、いつか寿司のドキュメンタリーを撮ってみたいですね。世界で見て貰える映像作品として、寿司の世界を描きたいです。