名前 | 林田 晋一 はやしだ しんいち |
出身地 | 三重県松阪市飯高町 |
生年月日 | 1983年4月19日 |
主な担当番組 | – 月曜から夜ふかし – 1周回って知らない話 – クイズ!脳ベルSHOW – ヒルナンデス! など |
Q:人生で1番好きだったテレビ番組は?
ダウンタウンのごっつええ感じ
深田 15年近い付き合いだけど、林田の学生時代とか全然知らないんだけどどんな感じだった?イケてる・イケてないでいうと。
林田 もちろんイケてないですね。今、関わらせていただいている「たりないふたり2020~春夏秋冬~」で、若林さんが「俺と山ちゃんは“3軍のエース”」っておっしゃってて。あの天才お二人と自分を一緒にするつもりなんて毛頭ないんですけど、高校時代は「田舎の弱小校の3軍のエース」でしたね。仲いい面子といる時は調子よく喋るけど、野球部とかサッカー部のキラキラした「1軍」が来ると急におとなしくなっちゃうタイプの。
深田 部活はソフトテニスだっけ?
林田 そう。中学で軟式やってた人は、基本高校で硬式にいくんだけどイケイケの硬式テニス部に入る勇気がなくて、そのままズルズルと。
深田 大学時代は何やってたの?
林田 大学でも硬式に行く勇気がなくて、ソフトテニスのサークルに。しかもやたらガチめの。協調性ないから途中で辞めてその後、一応バンドサークルやったりしたけど、そこでも全然周りに馴染めなくて、幽霊部員みたいな感じでしたね。
深田 バンドは全く知らなかったな~。
林田 5歳から17歳までエレクトーン習ってたから楽器の素養はあったんですよ。一応。
深田 話は戻るけど「お笑い好きだった」って言ってたけど、その感じを全然出さないよね?隠してるの?
林田 隠してる意識はないんですけど、この世界に入って割と早い段階で自分が「お笑いのネタ」を書くのが得意じゃないって悟ったんですよ。本当は芸人さんの座付きになって、舞台でやる漫才やコントのネタを書ける作家に憧れてたけど。自分が何日も悩みに悩んで書いた台本が、多分、お笑い得意な人が1時間で書いた台本に勝てないんだろうなって。
深田 そういう考えは林田っぽいな~って感じするわ。
林田 「お笑いのネタ」で勝負しても戦っていけないなって思ったんです。だから自分はお笑いで食ってる作家さんに「ネタ」以外の全ての要素を勝てるようにしなきゃって。構成や目線の付け方で、番組を面白くできる作家を目指すようになりました。まだまだ未熟なんで、偉そうなことは言えないですけど。そういう意味で、今も「ネタが書けるお笑いの作家」ってジャンルの人に憧れが強いんですよ。同い年だと、永井ふわふわさんとか今井太郎さんとか。嫉妬するわけじゃなく、ただただ羨望の眼差しで見てます。「あ~、この人達、自分がなりたくてもなれなかった放送作家だ」って。
深田 あ~、そうなんだ。でも永井ふわふわはしょっちゅう「林田さんはお笑いのネタも面白い」って力説してくるけどね。
林田 そうなんだ。なんのことだろ?
深田 なんかある番組の宿題で見た林田のショートコントのネタ案が面白かったっていうのをよく言ってくるよ。読んでくださっている方、永井ふわふわというのはバナナマン好きにはおなじみの放送作家で、僕と林田と永井の3人は同い年で友達的な関係性です。
林田 それ確実に見下して言ってるやつですよ。あの人、そういうところありますからね。知らないけど(笑)。
深田 いやいや、それはそういう感じじゃなくて真面目に言うのよ。あの人けっこう林田リスペクトあるよ。