
名前 | 安部 裕之 あべ ひろゆき |
出身地 | 大分県出身 |
生年月日 | 1976年4月3日 |
主な担当番組 | – トリビアの泉 – ジョブチューン – 乃木坂工事中 – ナニコレ珍百景 など |
【取材後記】
「頭がいい人とはこういう人のことを言うのか…」
『得する人損する人』という番組で初めて安部さんとお仕事させてもらった時にそんなことを思った記憶がある。
常に冷静で、とにかく頭の回転が速く、知識豊富で、読解力や洞察力に優れている。
「放送作家として優秀」というのを通り越して「人間として優秀」というのが僕の安部さんに対する認識。
きっとこの人は何をやっても一流になるんだろうなと思う人。
それだけに「大学卒業後に就職した会社で出来ない人間だった」というのは意外だった。
というか、このインタビューで聞いた話の大半が意外だった。
高校で生徒会長だったこと、年齢をごまかして入社試験を受けていたこと、女子が苦手だったこと、出会いを期待して脚本家スクールに通っていたこと、今後の人生の目標が「結婚」であること。
「あれ?安部さんってそういう人なんでしたっけ?」の連続だった。
でも、よくよく考えれば確かに会議でも安部さんはただ頭のいいスマートなだけの放送作家ではない。
時として思いもよらぬぶっ飛んだ発想を真顔で出すことがあって、その意外性にびっくりさせられることが多い。
だからこそ、僕は100%安部さんの発想で作られた作品にはとても興味がある。
「この人の作るモノが見てみたい」
そんな風に思わせられる人はそう多くはいない。
そんな風に思わせられる稀有な存在。
だから…
誰か、小説でも脚本でもいいので安部さんにオファーをしてください。
それを見たいと思う人はテレビ業界にはたくさんいます。
あともう1つ。
誰か、安部さんは結婚したいそうなので素敵な女性はオファーをしてください。
僕は結婚した安部さんも見てみたい。