【取材後記】

大学生で放送作家を目指すと決めた時から村上さんは気になる存在だった。
会ったことすらないのにも関わらず。

なぜかというと体育大学出身の僕は、
自分が放送作家になるならスポーツを武器にしたかったから。

ネットで知らべてみるとどうやら村上卓史という人が、 スポーツバラエティの第一人者の放送作家だと分かり、 早くこの村上さんという人に会えるように頑張ろうと心に誓ったのだ。

結果、村上さんと仕事でご一緒するのに１０年以上かかってしまった。
（現時点では昨年に特番で１回ご一緒させてもらったのみ）

この放送作家名鑑を開設した際、１回しか番組を一緒にやったことがない僕に村上さんは連絡をくれた。 「素晴らしい行動力だと思います」と。

いわば、大学の時から目標だった人からのお褒めの言葉。
それはもうめちゃくちゃ感激した。

おそらく普通に放送作家を続けていたら村上さんとここまでお話することは出来なかったはず。

このサイトを作って良かったと思えることの１つだ。

記事を読んでいてお気づきになった方も多いと思うが、
大後輩の僕に対して取材中は終始敬語で、１つ１つの質問に丁寧に答えてくれた。

その佇まいは実に穏やかで大人の品格みたいなものを感じた。

ただ、僕の中で村上さんへの取材はまだ終わっていない。

スポーツ中継・スポーツバラエティの面白さや奥深さをまだまだ聞き出してみたい。

これからも村上さんはずっと僕の目標であることは変わりませんから。

深田憲作

深田憲作

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