

名前 | 酒井 義文 さかい よしふみ |
出身地 | 岡山県岡山市 |
生年月日 | 1974年10月7日 |
主な担当番組 | – しくじり先生 – 東北魂TV – 有田Pおもてなす など |
【取材後記】
酒井さんとは1度だけ特番でご一緒したことがあるが、
この取材までほとんどお話したことはなかった。
面識はあったのですれ違う時には挨拶をするぐらい。
なぜ今回、そんな関係性の人に取材を申し込んだかというと、
そのすれ違い様の挨拶がいつも異常なほどに礼儀正しくて、
単純に人として興味があったから。
年齢で考えても、業界歴で考えても、放送作家歴で考えても、
確実に酒井さんの方が先輩だ。
それなのにいつも20年後輩みたいな挨拶をしてくれる酒井さんに、
ずっと興味があった。
そして、お話してみての印象は…すごくピュアで真面目な人だった。
人への感謝、愛情、気遣い、他者へのナナメ目線までも、
どれを取っても純粋さが伝わってくる。
そして、とても心配性(笑)
この作家名鑑の取材では、
よく取材の最後に
「この内容で記事に出来ますか?大丈夫ですか?」と聞かれる。
酒井さんはこの温度が今までの誰よりも高かった。
取材の帰り際、反省しきりの酒井さん。
「今後の展望が“物語を書きたい”って浅い奴ですよね~」
「もっといいエピソードあるはずなんだけどな~」
「うまくしゃべれないな~」
コントを考え続けている人って、
他人のことをよく観察している分、
自分のことも客観視してこれほどまでに気になってしまうのだろうか?
このピュアで真面目で心配性なところが、
たくさんの笑いを生み出しているのかなと思うと、
「放送作家っていい仕事なんだな~」と思えた。