名前小林 仁
こばやし ひとし
出身地京都市
生年月日1971年2月28日
主な担当番組– 明石家電視台
– ごぶごぶ
– あさパラ!
– 真夜中市場
など

【取材後記】

この放送作家名鑑を立ち上げて1か月ほど経った頃、
サイトの問い合わせフォームからメールが届いた。

メールの件名にはこう書かれていた。
「面白いので参加させていただけませんか?」

その人の名前を検索してみると、
関西の有名番組を多数担当している放送作家だった。

それが小林さん。

内容は伏せるが、
メールの文面を見て素直に凄いなと思った。

年齢は48歳。
僕より一回りも年上。
担当番組を見れば、十分に放送作家として地位を築いていることが分かる。

その人がまるで昨日今日テレビ業界に入った新人放送作家のような熱い文面で、
放送作家名鑑について称賛してくれた。

48歳の僕はそんな熱い気持ちを持てているだろうか?
48歳の僕はそんな行動力を持てているだろうか?
48歳の僕はこんなに後輩を認められるだろうか?

現時点では自信がない。

しかし、心のどこかで
「まあ、こういうのは得てして実現しないよなぁ。大阪の人だもんなぁ」と思っていたのだが、その予想は見事に外れ、2か月後、きっちり取材は実現した。

メールの文面から、勢いバリバリの関西人かと思っていたのだが、
お会いしてみるとめちゃくちゃ丁寧で穏やかな方だった。

それでいて、メールの文面で感じた熱さはそのまま。

「僕も深田さんと同じで放送作家という生き物が好きなんですよ」

年齢も、職場も、育った環境も違うけど、
挨拶冒頭のこの言葉ですぐに親近感を覚えた。

間違いなく、放送作家名鑑をやっていなかったら出会えていなかった人。
放送作家名鑑をやってよかったと思わせてくれた人。

今後、小林さんが地方からヒット番組を作ってくれたら、
より一層そう思えるので
地方のみなさん、宜しくお願い致します。

ノーギャラでいいらしいですよ。

深田憲作