名前小林 仁
こばやし ひとし
出身地京都市
生年月日1971年2月28日
主な担当番組– 明石家電視台
– ごぶごぶ
– あさパラ!
– 真夜中市場
など

Q:今後、関わってみたい番組は?

●紅白歌合戦
●お笑い芸人によるマニアックなネタ作りの裏話に特化した番組

Q:今後の放送作家としての展望や人生の目標は?

●同世代向けの番組を同世代のスタッフと出演者で作りたい
●東京の一線級の作家さんと一緒に関西ローカルを担当してみたい

Q:まだ出来ていないけどいつか仕事をしてみたい芸能人は?

●桑田佳祐さん
●神田沙也加さん

Q:放送作家になってから1番嬉しかったことは?

●番組スタッフロールに「企画・構成」で出た時
●電車の中で自分の担当番組の話を若者が話していた時
●自分の書いた台本でちゃんと笑いになった時


 今後の展望として「同世代向けの番組を同世代のスタッフ・出演者で作りたい」というのは?

 もちろん、テレビ界は若い人にチャンスをあげていかなきゃいけないし、世代交代は絶対にすべきで、「老兵は去るのみ」なんですけど…今後、テレビを始めとした映像メディアがもっともっと専門チャンネル化していくうえで、50代・60代に向けたバラエティー番組というものも、当然あっていいと思うんですよね。

 はい。

 やっぱり50代60代に向けた番組は50代60代のスタッフ、50代60代の出演者で作ればいいと思うんです。そういう場所があれば、大御所と言われるようなディレクターや放送作家も、今の番組から離れてそういう所に活躍の場を移せるし、新陳代謝も起こりやすくなると思うんですよね。おじさんが若い人向けの番組を作るっていうのは良くないと思うし、若いディレクターは同世代の放送作家と仕事をした方がいいと思いますからね

 なるほど。確かに「50過ぎて仕事無くなった放送作家は何してるんだろう?」って、けっこう放送作家で集まった時に話すんですよ。年齢を重ねてもそういう場があると、若い人にとってもいいことっていうことですね。

 「いつまで現役やねん!」「さっさと若い世代に場を明け渡せよ!」とかいう声も聞くようになってきましたが、人生100年時代になって、テレビ放送が始まって70数年、昔とは状況も変わってきているので、この世界から退くんじゃなくて、この世界の中の違う場所にずれるみたいなこともありえるんじゃないかな〜とか、考えたりしますね。

 なるほど。では、そろそろお時間なのですが、最後に改めて言っておきたいこととかありますか?

 やっぱり、今、1番言いたいのは先ほども言った、もっと地方の番組がやりたいということですね。これからはますます地方の時代になると思っています。地方にも面白いディレクターがたくさんいらっしゃるので、そういった方々のお手伝いがしたいです。そして、芸人さんが地方局で番組を始めるきっかけになりたいな〜!とも思います。ぜひ、ノーギャラでいいので使っていただきたいです(笑)

 やはりそこの熱量が高いんですね。

 「自分の知らない世界を知りたい」「まだ会ったことのない人と仕事がしたい」という欲もあるんですよね。例えば、地方によって視聴率を獲るテッパン企画が違ったりするんですよ。広島じゃ、「夕方ワイドの料理コーナーがすごい数字伸びる!」とか、「ロケで釣り企画やったら大コケしない!」とか、大阪じゃ知らない常識ですし、おそらく地方ごとに違うだろうから、そういうのとかも面白いですよね。

 へぇ~。

 是非、このページを見て興味を持たれた地方局の方は気楽に連絡くださいませ!これも「放送作家名鑑」の正しい使い方の1つですよね?

 そうですね。それにしても売り込みの熱が凄いですね!(笑)

 アンケートで「東京の一線級の作家さんと仕事したい」と書いたのも、やはりまだまだ学びたいという気持ちがあるからですかね。

 好奇心が強いんですね。僕もいつか大阪の番組をやらせていただきたいです(笑)

 分かりました。それはいつか是非やりましょう(笑)