名前町田 裕章
まちだ ひろあき
出身地埼玉県
生年月日 1974年7月25日
主な担当番組 – ロンドンハーツ 
– アメトーーク 
– VS嵐
など

Q:テレビ史上、最高の企画だと思うのは?

サイコロトーク、食わず嫌い王


 「食わず嫌い王」がすごい企画っていうのは、テレビ業界以外の人もわかると思うんですが、偉そうな言い方になりますが「ごきげんようのサイコロトーク」がいい企画っていうのは、あまりピンと来ない人が多いかもしれないですね。

 まあ、確かにそうか。でもだとしたら、すごい企画と思わせていないということもすごいよね。それで言うと「いいとものテレフォンショッキング」もそうかな。

 友達をリレーしていくシステムですよね。あれによって見る側のキャスティングへのハードルが下がっているという。高須さんもおっしゃってました。

 僕は「この2つの企画には3つの共通点がある」と思ってるのよ。

 おぉ。お聞かせください(笑)

 1つ目は『その企画によって番組が10年以上続いた』ってこと。

 ほぉ。

 やっぱり民放のテレビ番組は“商品”という側面もあるから、番組が長く続くことが一つの正義だと思っていて。
   
 町田さんはよく「番組は終わらせないことが1番」と、おっしゃりますもんね?

 そう。そのヒット企画1つで、番組に関わる大勢のスタッフさんが、10年以上も食べれているってことじゃない?これが素晴らしい。

 そうですよね。

 で、2つ目が『最初からあった企画ではない』ってこと。

 どういうことですか?

 実は、サイコロトークも食わず嫌いも、たしか番組があまり好調ではない時期に生まれた企画なんだよね。その番組のピンチを1つの企画が救ったっていう。やっぱり企画の醍醐味ってそういうことだと思うのよ。放送作家としてもそこが腕の見せ場だし。それはロンハーにおける「格付け」もそうだよね。

 あ~、そうですよね。ドッキリ系があまりよくなくなってきた時期に生まれたのが「格付けしあう女たち」って聞いたことがあります。

 3つ目が『その演者がやるからこそ面白いものになる』こと。サイコロトークは小堺さんがやるからこそ面白いし、食わず嫌いもとんねるずさんだからこその企画です。他の演者さんだったら、あそこまでのヒットになってないと思う。

 あ~、なるほど。あとは町田さんって、ベタな企画を肯定的に見ますよね?

 うん、やっぱり大衆の心を打つのはベタだと思うから。でも、ベタな企画って出す方もそれを採用する方も照れるじゃない?だからこそ、こういう場ではベタを肯定しときたいというか。
   
 そういった感じのことを志村けんさんも、いきものがかりのリーダーも言ってました(笑)「みんな結局ベタが好きでしょ?」って。志村さんは「でも、ベタをやるには本当の実力がないと出来ない」って。

 ホントそう思うよ。演出家もベタ企画を採用するのも演出するのも怖いと思うもん。でも、ベタな企画があればこそ、尖った企画もできるって思うんだよ。